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H.E.A.T / Address the Nation (2012)

投稿日: 2012/04/05

シンガー Kenny ‘チューバッカ(笑)’ Leckremo が脱退、後任に人気オーディション番組 Swedish Idol の’09年優勝者で現在ソロ・シンガーとしても活躍する Erik Grönwall を迎えての3rdアルバム。

その新フロントマン Erik の自信に満ち溢れた極上ハイトーンは流石の説得力を誇り、’80〜’90年代風味満点のメロディアス・ハードを覆うアリーナ・ロック的ビッグ・スケール感の創出に大きく貢献。透明感たっぷりに煌めくサウンドの堂々たる洗練味から漂うまるでベテランのような風格は、バンドが新たなステージへと突入したことを確信させるに十分なものだ。

ほぼ同時期のリリースとなった DYNAZTY の新作での成長がバンド自体のプレイアビリティを真摯に高めた結果という印象なのに対し、この H.E.A.T の本作での成長は、バンドが持ってる高いポテンシャルが周りを取り巻く要因に共鳴して全体の質を引き上げた・・・という印象。そのアプローチの違いもなんだか興味深い。

楽曲的にも、今回も多くの外部ライター陣のサポートを得て非常に粒が揃った出来栄えになっている・・・のは確かなんだけど、#2 “Living on the Run”, #3 “Falling Down” という北欧ハード・ポップの理想形とも言える突出した2曲の他が少々ツボから外れる感じなのがちょいとだけ惜しい。多くの曲で聴かれるA.O.R.タッチのアーバンなメロウネスも心地好いではあるんだけど、俺はそれより Dave Dalone & Eric Rivers のギター・チームが紡ぐ往年の北欧メタルを思わせるスリリングなギター・ワークがもっともっと聴きたいんだ!(^-^;

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