ブラジルのメロディック・メタル・バンド VIPER の復活作となる約12年振り通算6枚目のスタジオ・アルバム。

祖国のメタル・シーンの黎明期を支えたパイオニアでありながら、Andr? Matos (vo) 脱退後は自らのアイデンティティを失ったかのように迷走を続けた彼らだが、この復活作では不朽の名作である2nd "Theatre of Fate" を強く意識して初期のスタイルを標榜。

Andr? Matos がゲスト参加で復活を祝福しているが、シンガー Ricardo Bocci の歌唱も驚くほどに Matos クローンと化していて、一聴して両者の区別が付かないのが笑えるというかなんというか。(苦笑)
　(May, 27, 2008)