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HAGGARD / And Thou Shalt Trust … The Seer (1999)

投稿日: 1999/02/20

このドイツ産の HAGGARD は、デス・シンガーを含む4ピースのメタルバンドに加えてソプラノ女声ヴォーカル2人&低音男声ヴォーカル1人、そして管弦楽団をも正式メンバーとして迎えた、ナント「16人組」(爆笑!)のクラシカル・ゴシック・デス・メタルバンドだ。
そのメンバー構成からしてあからさまなように、この HAGGARD の「売り」は超リリカルに、そしてメランコリックに展開するクラシカルパートの充実という点に尽きる。中世の宮廷に響き渡る室内楽を思わせるメロウなクラシカル・パートに、神聖で清廉なソプラノが被さってくる泣き泣きの展開美の雰囲気は抜群に決まっている。各クラシック楽器の演奏者の顔がわかるというだけで、これほどまでに感情移入が出来るとは、「正式メンバー」のクレジットの持つ意味は大きいな。
ところが、メタルパートが入ってくるあたりからその印象は一転する。・・・ショボイ! ショボ過ぎる!(涙) キリギリスの羽根の音色の如き超ぉ~薄っぺらいギターリフと、バタバタと整合感のないリズム隊が奮闘する貧弱なメタルサイドと、高クオリティを誇るクラシック楽団との相性はイマイチで耳障りですらある。なかなか THERION のようにはいかないね。(苦笑)
今のところそれらの短所を覆すほどの楽曲の魅力が無いのも正直なところだが、フレーズ/ムードの魅力は唯一無二のものがあると確信できるので、このまま短所が改善されていけば凄まじい事になりそうだ。
余談だが、大きくフューチュアされている男女混声コーラス隊16人全員もクレジットされているので、それを加えると何と32人組ということに・・・(大爆笑) (99/02/14)

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