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CODE OF SILENCE / Dark Skies Over Babylon (2013)

投稿日: 2013/01/29

スコットランドの地より登場したメロディック・メタルの新星 CODE OF SILENCE のデビュー作。

Paul Logue (b) がプロデュース、Alessandro Del Vecchio (key) がミックス&マスタリング、と EDEN’S CURSE 組が強力なサポート体制で送り出すそのサウンドは、メロディック・メタルと言い切ってしまうには随分とマイルド。その EDEN’S CURSE 同様に、「メタリックな感触もあるメロディアス・ハード」ってところが妥当な線かな。

ってまぁそんな“ジャンル細分化厨”(笑)の戯言はさて置き、この CODE OF SILENCE がなかなか・・・いや、かなり良い感じ。硬質なエッジとメロウなメロディが折り重なりながら終始愁いを帯び続ける楽曲の中で嫌でも耳を捉えるのは、若干21才の逸材超絶ギタリスト Ben Randall (ex-POWER QUEST) のエキサイティングなマエストロっぷり。激ファストな鬼弾きをエモーショナルに揺らすインパクト大の鮮烈なソロ・ワークはもちろん、Mattias IA Eklundh (FREAK KITCHEN, ex-FATE) よろしくリフ中にも隙あらば小技を絡めてきたり、といかにもギター・ヒーロー然としたエゴイスティックな押しの強さを発揮しながら、決して楽曲を壊さずむしろ引き立て役に徹しているとも思わせるそのバランス感覚の絶妙さには大きく驚かされる。

一方で、バンドの最後のピースとしてシンガーに迎えられた Gus Monsanto (LORD OF MUSHROOMS, ex-ADAGIO, REVOLUTION RENAISSANCE) のヴォーカル・パートが曲毎の出来不出来にバラつきがあるのが本作の問題点か。PVを見て「おお、Gus、年食っていい感じの色気出せるようになってきたやん!?(もちろん上から目線w)」と思わされた DOKKEN 風味が美味しいリーダー・トラック #3 “Sky is Falling Down”、どことなく ROYAL HUNT の雰囲気も香る劇的な #10 “Midnight Cathedral (Veritas)”、本編ラストで切ない哀メロを炸裂させる #11 “Here to Heaven” といった「歌えてる曲」は非常に強い魅力を放っているが、そうではない中盤の曲の弱さが中だるみに繋がってる気が・・・。

まぁそれでも、どの曲もギター・ソロというお楽しみがあるので繰り返し聴けちゃうんだけどね。(^^; いやー Ben Randall、ホントいいわ〜。2013年度のベスト・ギタリスト候補第一号的な。

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