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JOEL HOEKSTRA'S 13 / Dying to Live (2015)

投稿日: 2016/05/09

現 WHITESNAKE のメンバーで、ミュージカル Rock of Ages、そして TRANS SIBERIAN ORCHESTRA, NIGHT RANGER, FOREIGNER らとの仕事でも知られる米国人ギタリスト Joel Hoekstra のソロ・プロジェクト。

Jeff Scott Soto と Russell Allen (SYMPHONY X) という超強力シンガー2名を起用。バック陣も Tony Franklin (b), Vinny Appice (dr/ex-DIO), Derek Sherinian (key/ex-DREAM THEATER) ら強者揃い・・・というその顔ぶれの凄まじさにも興味を惹かれるが、実際の内容もその豪華な装丁が伊達ではない充実を見せている。

骨太過ぎず、アメリカン過ぎず、メロハー過ぎず、メタル過ぎず、北欧過ぎず・・・という今時珍しい程に中庸を進むガッツィーなメロディアス・ハード・ロックは、その正攻法で攻める様の潔さがとても好印象だ。ギタリストのソロ作でありながらその楽曲は完全に歌モノで、どの曲も JSS と Russell の歌声が本当に惚れ惚れする程に素晴らしい。

やっぱね、Russell Allen の声が本当に好きだわ俺。SYMPHONY X でもマフィアな悪辣ヴォイスを多用しながら時折聴かせるメロウな響きにクラクラするけど、こうしてガッツリとメロウ・サイドの歌唱を堪能できるのはとても至福。作中でもメロハー寄りと言える #4 “Long for the Days”, #6 “Never Say Never”, #7 “Changes” での Russell のセクシーな声・・・マジたまらんです。

一方の JSS は、普段からメロウな曲もやってるので本作を聴いての驚きというのはあまりないけど、哀愁ハード・ロックど真ん中な #3 “Until I Left You” は超ハマってて良い感じ。さらに、それぞれがただ単に振り分けられた参加曲を歌っているだけではなく、どちらかがリード・ヴォーカルを執る曲は他方がバッキング・ヴォーカルを務めるというなんとも贅沢な酷使っぷり(笑)もナイスね。

Joel のギター・プレイについては・・・職人技的に超絶に巧いね。あまりに巧過ぎて楽曲の一部として見事に溶け込んでて、聴いててもソロがどうとかにはあまり注意が行かないんだけど、それが彼の仕事であり狙いなので、まぁそれでヨシですね。

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