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RATA BLANCA / El Camino del Fuego (2002)

投稿日: 2002/09/20

「アルゼンチンの RAINBOW」の異名をとる RATA BLANCA 5年振りの 8th アルバムは、その異名どおり RAINBOW / DEEP PURPLE・・・つまり Ritchie Blackmore に心酔するオサーン・メタラーなら即昇天モノの破壊力。
DISCIPLES OF LOVE, MANDRAKE ROOT, HEAVEN AND EARTH ら、我々の寂しさを癒してくれようとしていた愛すべきバンドたちがこれまで登場しては消えていったが、本作は、DEEP PURPLE の 1st から RAINBOW を経て再結成 DEEP PURPLE まですべての時代をモチーフにしたパートを散りばめた、それらの決定版ともいえる出来映えを誇っている。
面白いのは「この曲はこの時代のこのアルバムっぽい・・・」っていうよりは、1曲の中に様々な時代のエッセンスが混在してるってところで、実際にフレーズが似ているというよりは彼らの血中に完全に溶け込んだリスペクトを、笑えるほどに巧妙に楽曲に注入しているといった塩梅だ。
その楽曲/メロディ自体がパクリッシュ云々を抜きにしても非常に出来がいいので、そこかしこに滲み出る Ritchie テイストに頬を緩ませながらこのメロディック・ハード・ロックを純粋に楽しむことが出来る。
各メンバーのプレイのレベルが非常に高いのも特筆すべき点で、ピッキングの引っかかり、弦のベンドからアームによるトレモロ具合まで Ritchie Blackmore を想起させながら現代的なネオ=クラシカル・プレイも見事にこなす主犯・・・い、いや(苦笑)中心人物であるギタリスト Walter Giardino は当然ながら、時に我が師 Bruce Dickinson っぽさを感じさせる伸びと味を持ち合わせたシンガー Adrian Barilari、懐の深さを偲ばせるセンスを見せる手数とパワーが好バランスなドラマー Fernando Scarcella のらプレイも素晴らしくアピールしてくる。
Finbox Studio でのマスタリングが功を奏したハイ・クオリティなプロダクションも◎。

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満足度 : 89
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