Impressions

POISONBLACK / Escapexstacy (2003)

投稿日: 2003/04/20

SENTENCED のシンガー Ville Laihiala(本作ではギタリスト) と CHARON のシンガー J.P. Leppaluoto が中心となるフィンランド産メランコリック・ゴシック・ハード POISONBLACK のデビュー作。
バンド名やジャケ/インナーから漂うエロティックないかがわしさと、慟哭を自在に操ってきた漢達の内に秘めた男気の強さが衝突する、非常にエモーショナルな音像から漂う退廃の香りは絶品。
ノリノリに哀愁ドライヴィングする場面でも、J.P. の鬱系ヴォイスのせいでグゥッとダウナーな気分を持続できるのがいい感じだわ。
ただ、いかんせん同時期に LULLACRY, FOR MY PAIN, TO/DIE/FOR そして H.I.M. と同系統のリリース・ラッシュが続いてるんで、どうしても印象が薄くなっちゃったのは残念だな。
ってゆーか Ville、ギターめっちゃ巧いやん!(驚)
 (Apr. 23, 2003)

満足度 : 83
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