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NAUTILUZ / Leaving All Behind (2013)

投稿日: 2016/05/09

南米ペルーから出現したメロディック・パワー・メタル・バンド NAUTILUZ の1stフルレンス・アルバム。

ツイン・ギター+キーボードを擁する6人組が奏でているのは、所謂“メロスピ”に分類されるスタイルなわけだけど、これが楽曲、プレイ、プロダクションともに、ペルーというメタル後進/辺境国なイメージを一切感じさせない高クオリティでびっくり。

STRATOVARIUS, ANGRA, HIBRIA などのルーツが透けて見える場面も少なくなく、オリジナリティという面ではまだまだ発展の余地を感じさせるものの、シンガー Sebastián Flores のどこまでも伸びるパワフルな情熱歌唱、そして Diego Chacaliaza & Alonso Rodriguez のギター・チームと楽曲のイニシアチヴを握る鍵盤奏者 Renzo Huánuco による「北欧メロスピ的なピロピロの連続(笑)」とは一線を画す本格的なネオ=クラシカル・マインドを感じさせるパッショネイトなプレイは、前述のバンド群を軽く凌ぐとさえ思える魅力に満ちている。

#2 “Under the Moonlight”, #4 “The Mirror” という傑出した佳曲をはじめ、思わず拳を握りしめ所構わずヘドバンに乗じてしまうような胸熱な疾走チューンズが収録曲の大半を占める勢いの良さも◎。その中で、途中に配されたあまりに感動的なバラード #6 “Unwritten Serenade”、ゲスト女性シンガー Ana Lucia Teves を迎えて穏やかな叙情を綴る #7 “Eden’s Lair” も映えているしね。

これがリリースされてもう3年近く音沙汰無いんだけど、なんとか早いとこ次作を届けて欲しいですわ。

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満足度 : 89
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