Impressions
買うだろ! 聴くだろ! Reb Beach の久々のこの勇姿に触れたいだろ!いや~、どーしちゃったのこの人・・・ってほど弾きまくっちゃってます。 George Lynch の遺した美味な印象フレーズを生かしつつ、自らのテクニカル&エモーショナルなアイデンティティをぶち込んだ、良いプレイだ。うむ。
で、バンドとしては、ライヴならではの粗さがエネルギーとなって熱く噴出する様がなんとも心地よい。Don Dokken の声に10年前の艶がなかろうと、"Wild" Mick Brown のビートが今の時代となっては強烈に野暮ったかろうと、低音が足りなく迫力に欠ける音質のために名手 Jeff Pilson のベースが引っ込んでようと、関係ないね。肌に合うものは理屈じゃなく心地良いんだから。そのうえやっぱ改めて聴くと良い曲の多さに感服するし。
彼らならではの生き生きとしたコーラスワークも相変わらず魅力的。DOKKEN って、ライブだと曲のエンディング間近にスタジオ盤にはないコーラスパートを演ったりするんだよね。それが本作でもバッチリ入っててスンゲー嬉しかった~。
満足度 : 85%