Impressions

MIKE TERRANA / Man of the World (2005)

投稿日: 2005/07/20

RAGE その他数多くの場でその凄腕を振るい、最近では Kiko Loureiro (g / ANGRA)の初ソロ作 "No Gravity" での「神っぷり」も記憶に新しい怪物米国人ドラマー Mike Terrana の7年振りの 2nd ソロ・アルバム。

本作で繰り広げられているのは、メロディックなモダン・ハード・フュージョンを中心に、トライバルなリズミック・チューンからジャジーなスタイルの曲まで幅広いタイプのフュージョン系インストゥルメンタルの数々。

Mike の天賦の才能を余すとこなく封じ込めたドラム・オリエンテッドな作風は、仮に限りなく BGM に近い和んだ雰囲気(苦笑)を醸し出す場面であっても、その奥深いセンスと圧倒的なテクニックの凄みが、彼独特の抜けの良いアタック感と共に容赦なく耳に飛び込んでくる感じ。

・・・つっても、買った動機は全編で魅惑のギター・プレイを聴かせる Cyril Achard (g, key) の存在なんだけどね。(汗) 特に超 CYRIL ACHARD'S MORBID FEELING タイプ(笑)のプログレ・フュージョン・チューン #2 "Native Tongue" での眩暈を誘いまくりのスーパー・プレイが次々と繰り出される様は圧巻! 他に、Victor Smolski (g, b, key/RAGE), Kevin Chown (b / ARTENSION, MAGNITUDE NINE) らも参加してマス。

RAGE はスルーしても Mike Terrana のソロは買う。それが C.o.P. クオリティ。(変)

 (Jul. 07, 2005)

満足度 : 83
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