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BLIND GUARDIAN / Nightfall in Middle-Earth (1998)

投稿日: 1998/05/20

BLIND GUARDIAN の持てるポテンシャル/センスがものの見事に発揮されたHM史不朽の名作 “Somewhere Far Beyond” に続く前作 “Imaginations from the Other Side” は、緻密になったアレンジとは裏腹にメロディそのものの魅力と構成力に決定的なものが感じられず、イマイチな結果となってしまった。
そして待つ事3年。J.R.R.Tolkien の名作ファンタジー物語をベースにした、BLIND GUARDIAN 初となる(意外!)の全面スト一リーアルバム “Nightfallin Middle-Earth” を聴いての感想は、喜び半分&あきらめ半分といったところだ。
オーケストラアレンジ力の向上による華麗な装飾やS.E.、語りなどによって、原作の壮大な雰囲気がよく再現されている。 Hansi Kurcsh のシンガーとしての成長も著しく、メロウなパートでのファンタジックでリリカルな哀愁は過去最高の域に達している。また、決定打に欠けた前作とは違い “Mirror Mirror”“Time Stands Still” そして絶品の “Nightfall” と良い曲にも恵まれた。
ところが、肝心の「メタル」の部分が問題だ。曲のフックを、どの曲でも同じ色彩しか放たない単調極まりないギター・オーケストレーションでしか造り出せず、そのうえ篭ってしまって攻撃的なエッジのかけらもない酷い音質のリズムギターによって、非常に退屈なものになってしまっている。
この名盤となり得るアルバムを凡作にした戦犯は ・・・ギターパートの責任者 Andre Olbrich だ。
あと、やっぱ長いよぉ~。(^_^;) せめて60分に収めてぇー、お願い。

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満足度 : 83
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