Impressions

HARTMANN / Out in the Cold (2005)

投稿日: 2005/10/20

AT VANCE のドイツ人シンガー Oliver Hartmann のファースト・ソロ・アルバム。

バック・メンバーに PARADOXArmin Donderer (b) や昔 MCCAULEY SCHENKER GROUP で叩いてた Bodo Schopf (dr) らの意外だったり懐かしかったりする名前も見つけられる本作は、Oliver の味わい深いブルージー歌唱の魅力がギュッと詰まった素晴らしいメロディック・ロック・アルバムとなった。

Oliver 自身による入魂のギター・プレイ(めめめメッチャ上手いぃ!! (@o@;;;)によるハードなエッジと、Sascha Path & Miro Rondenberg のゴールデン・コンビが関わった充実の極上シンフォ・アレンジに包まれた高品質な楽曲群は、非メタル嬢とのナイト・クルーズの BGM としても耐えられる(笑)アダルトな質感を持ち合わせた実に叙情的な仕上がり。

ややドライな大陸的拡散っぷりが集められた後半をつい聴き流してしまいがちなのは事実ながら、オープニングの掴みとしては最高な WHITESNAKE・・・いや、超 BANGALORE CHOIR タイプ(苦笑)の佳曲哀愁ハード #1 "Alive Again"、ドラマティックなメランコリーを炸裂させるタイトル・トラック #2 "Out in the Cold"、哀感が爆発する叙情ヘヴィネス #3 "Brazen" (Skunk Anansie のカヴァー)・・・というのっけからの名曲クラス3連発にはノックアウト必至デス。

それにしても Oliver、ホント巧いよなぁ。 死ぬまでに一度でいいからライヴで生歌聴いてみたいうちの一人ッスわ。

 (Oct. 09, 2005)

満足度 : 86
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