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PAIN OF SALVATION / Remedy Lane (2002)

投稿日: 2002/01/20

その独特の気高さからプログ・メタル・シーンはおろか音楽界全体に於いてすら唯一無二の存在になりつつある(てかオレ内で勝手にそう位置付けつつある/苦笑)スウェーデンの内省プログレッシヴ・メタル・バンド PAIN OF SALVATION の奇しくも DREAM THEATER と同日リリースとなった 4th アルバムは、目を閉じ正座して微動だにせずヘッドホンで聴く以外の聴き方を許さない3部構成の75分間。(苦笑)
前作 “The Perfect Element Part I” を2000年度の No.1 アルバムに挙げるほど気に入った身としては当然続く本作もそれなりの期待を持っての対峙と相成ったわけだが、主軸となるイマイチぴんとこない変なコンセプト(苦笑)はさて置き、このある意味「ドゥーム」とさえ言えちゃうような荒涼とした暗黒の精神世界の情景描写はまさに PAIN OF SALVATION に期待したもの以外の何者でもない素晴らしさ。
真性ユーロ・プログレッシヴ・ロックの優美な隙間感とエモーションに満たされた収斂と躍動/拡散と集中を繰り返しながら変幻自在に展開する楽曲は、インスト・パート以上に天才 Daniel Gildenlow 自身の表情豊かな心に染みる歌メロが重要な位置を占めるという事実が、この「心地よい難解さ」を生む一因となっているんだよね。特に “Undertow” から “Dryad of the Woods” までの4曲で構成される CHAPTER 2 で聴ける、精神を直撃する情熱的なまでのナイーヴな絶望暗さは絶品。
この濃密盤、確かに未だに全貌を理解したとは言い難いが、今は一音たりとも聴き逃さないように集中して聴き込むのが楽しくて仕方ない!

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