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SHAMAN / Ritual (2002)

投稿日: 2002/06/20

Andre Matos (vo), Luis Mariutti (b), Ricardo Confessori (dr) の ANGRA 離脱3人組が、Luis の実弟 Hugo Mariutti (g) を加えて、メロディック・メタルの覇者であったかつての威信を賭けて世に放つデビュー作。
VIRGO での悪夢がまだまだ覚めきっていないこの身としては、それほど期待せずに本作と向き合うことになったんだけど、これが ANGRA の Another Progress Ramification とも形容できよう、気高きオーケストレーションを纏った聴き応えのあるヘヴィ・メタル作品でまずは一安心。
雄大な叙情が広がる劇的なイントロダクション #1 “Ancient Winds” とそれに続くイヤでも ANRGA のそれを想起させる強力な展開を見せる名曲レベルの疾走チューン #2 “Here I am”、ペルー系民謡風味溢れるイントロが萌え萌えな #4 “For Tomorrow” そして崇高な涙が輝くドラマティックなバラード #7 “Fairy Tale”・・・と、ギタリスト Hugo の地味ながらエモーショナルなタッチの影響と思われるナチュラルな土着的荒々しさを滲ませるメタル・エッジを、フォークロアなアレンジが運ぶエスニックな感触で包んだスケール大きく程よく拡散したスタイルは、ANGRA で言うならば “Holy Land” に近い風合い。
さすが Sascha PaethMiro のコンビが手掛けただけのことはある優美な劇的サウンド・メイキングは見事で、各所でアクセントとして響く女声も◎。
最初聴いた時は、近年の ニ井原 実 を思わせる Andre の「荒れ声」がすっげー気になって「・・・あ~ぁ、ダメぢゃん!」なーんて思っちゃったけど、聴くうちに彼独特のエレガントさとその浮遊する緩急の妙には、やっぱ惹かれるものがあることに気付いてきちゃいましたわ。
でも、Tobias Sammet (EDGUY) とデュエットってことでワクワクしながら迎えた #10 “Pride” は・・・まぁなんてこたぁない躁系の疾走メタルで、ちょっと拍子抜け。。。
ってゆーか Andre?・・・髪型ちょっとおかしくね?(苦笑)

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