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GAMMA RAY / Somewhere Out in Space (1998)

投稿日: 1998/05/20

シンガー Ralf Scheepers 脱退後のアルバム “Landof the Free” での Kai Hansen の歌唱に余りにもダメージを受けてしまったため、本アルバム “Somewhere out in Space” は発売後半年以上を経ても「どうせ・・・」と、ノーチェックだった。ところがWeb での好評に(最近これが多いッス)ついに買ってしまいましたとさ。
で、その内容はといえば各所でのその好評に違わぬ優れたもので、やや曲調がスピードメタル一辺倒の嫌いはあるものの、明快なメロディを主軸に緻密でクラシカルなアレンジを存分に施した独自の高品質メタルは格段の進歩をとげていて、充分に楽しめた。一分の隙もなく構築されたパワーメタルに時折顔を覗かせる70’sフィーリング。その楽曲クオリティの充実ぶりは Kai Hansen の相変わらずお粗末な歌を帳消しにするほどだ。(実際には帳消しにはなっていないが・・・^_^;)
本作でのハイライトは新メンバー Henjo Richter のペンによる “The Guardian of Mankind”、そして “The Winged Horse” だ。特に後者での狂おしくも安定した叙情センスに彩られた様式美は、このアルバムの中で異質な光をギラリと放っている。これほどの哀愁様式HRの使い手は稀だろう。一刻も早く GAMMA RAY から離脱し、もっと有能なメンバーと共に自身の才能を開花させて欲しい逸材である。巧いシンガー入れるなら別だけど。

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満足度 : 84
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