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DARK MOOR / Tarot (2007)

投稿日: 2007/02/20

スパニッシュ・シンフォニック・メタル・バンド DARK MOOR の Scarlet Records 移籍第一弾となる6thアルバムは、シンガー交代後3作目にしてようやく前任の Elisa C. Martin 嬢の呪縛から逃れることに成功した快作となった。

本作では、直前の2作で顕著だったスマートなエレガントさを近年の NIGHTWISH を思わせるキャッチーなシンフォ・ドライヴに深化させると同時に、やや封印気味だった彼ららしい恥ずかしいクサ味をも大胆に復活。 ナイーヴ一辺倒だった Alfred Romero (vo) の、ヘナチョコ・シンギング(笑)に力強さをも滲ませるようになった男前な成長っぷりも重なって、初期に通じるクサクサ大疾走にガッツポーズの #3 “The Star” をはじめ、アルバム・タイトルの通りタロットの各カードの意味合いを託した楽曲群のキャラ立ちのよい充実っぷりには思わず笑みがこぼれるス。

中でも、ドラマティックな叙情美をこれでもかと畳み掛ける #6 “Devil in the Tower”、そして天才 Enrik Garcia (g) の本領発揮たる本格派クラシカル・アンサンブルが映えまくる Ludwig van Beethoven の名曲群をモチーフとした #10 “The Moon” という2曲の大作が生み出す高揚感は圧倒的。

ただ、#11 “Mozart’s March” は・・・SCATTERBRAIN の圧勝だな。(^-^;

 (Feb, 21, 2007)

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