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KALMAH / The Black Waltz (2006)

投稿日: 2006/03/20

フィンランドのキラキラ系メロディック・デス・メタル・バンド KALMAH の 4th アルバム。

毎度お馴染みのカルマー君(勝手に命名)がなんと実写版へと進化を遂げたが、それに呼応するように中身の方にもこれまでになく強力な意欲を封じ込め、前作で感じさせた大化けの予感が見事に的中した文句無しの最高傑作に仕上がった。

CHILDREN OF BODOM をベースに・・・という基本はこれまでと変わらずも、元 CATAMENIA 組のリズム隊がその CATAMENIA を想起させる氷雪ブラストを寒々しく渦巻かせる中で Pekka Kokko (vo,g) が野太く吐き出す獣の咆哮が悲愴なるアグレッションを爆発させる音像は、2002年の Wacken Open Air で目撃した「KALMAH = タフでマッチョな激ロック」という実像にやっと追いついてきたと思える、これまでの線の細さを払拭した力強さと重量感がメッチャ頼もしいったらありゃしない。

懸念されてた天才鍵盤奏者 Pasi Hiltura の離脱の影響は、後任プレーヤ Marco Sneck (POISONBLACK) の予想外の活躍のおかげでほぼ皆無。 それどころか、サウンドの激化によってクッサいメロディの疾走が生む哀愁の欧州浪漫が一層コントラストを際立たせる中で、大きくフィーチュアされたその MarcoRHAPSODY, DREAM THEATER への敬愛を滲ませるセンスフルなキーボード・パートと、それに触発されるように踏ん張る Antti Kokko (g/ETERNAL TEARS OF SORROW) が弾き出すギター・パートのこれまで以上のバランスの良化は、まさに「災い転じて福と成す」だわなぁ。

#2 “Bitter Metallic Side”#3 “Time Takes Us All” の流れはマヂ無敵!!

 (Mar. 19, 2006)

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