Arjen Anthony Lucassen が主宰するプログレッシヴ・プロジェクト AYREON の 6th アルバム。

スペーシーなのにフォーキーでもある濃密極まりないポンプ・メタル・オペラの味わいは従来どおりで、今回も物語の登場人物としてそれぞれ配役された
James LaBrie (DREAM THEATER),
Devin Townsend,
Eric Clayton (SAVIOUR MACHINE),
Heather Findlay (MOSTLY AUTUMN),
Irene Jansen,
Mike Baker (SHADOW GALLERY),
Devon Graves (DEADSOUL TRIBE),
Mikael Åkerfeldt (OPETH),
Magnus Ekwall (THE QUILL),
Marcela Bovio (ELFONIA)
らの涎モノのゲスト・シンガー陣の妙味が存分に堪能できる。

2枚組の長丁場なので気合を入れないと聴けないし、冗長かつ散漫な部分があるもの事実だけど、聴いている時の心地良さが一級品であるのもまた事実なんだよね。
　(Jun. 12, 2004)