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SCULPTURED / The Spear of the Lily is Aureoled (1999)

投稿日: 1999/01/20

・・・変わったバンドだ。今までに体験したことのない雰囲気を持っている。この哀愁に満ちたサウンドを創り出したバンドがアメリカはカリフォルニア産だというギャップからだろうか。
この SCULPTURED、基本はメロディックな哀愁ギター・ハーモニーと華麗なキーボードで味付けをしたオーソドックスな泣きのメロディック・デス・メタルなのだが、妙ぉ~に懐が広い感じがする。
全般を覆う正統派HMの香りはもちろん、テクニカルなギターが醸し出すネオ=クラシカル風味、ピアノ&アコギを駆使したロマンティックなゴシック風味、そして哀愁のトランペット(!)が持ち込むアダルトでジャジーな空気・・・と、様々な要素が顔を出している。そして喜ぶべきはそれらがすべて一様に「泣き」の方角に向けてベクトルを放射しているのだ。イイ感じですよ。
併せて、迫力ある咆哮デス・ヴォイスにからむ普通声が、北欧のB級バンドあたりでなら、しっかりとシンガーとしてやって行ける上手さ(それって上手いのか?/笑)を持ち合わせているのも聴き所だな。
ただ、クリアで聴きやすい録音なのだが、それだけにドラムが迫力不足なのが悔やまれるが、それはともかく「泣き」に関してかなり非凡な才能を感じさせてくれる、今後に超期待なバンドの一つだ。(99/01/17)

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満足度 : 83
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