Impressions

DREAM THEATER / Uncovered 2003-2005 (2009)

投稿日: 2010/05/13

2003〜2005年の間に録られたカヴァー曲を集めたオフィシャル・ブートレッグ。

ツボを突きまくる見事な選曲センスでセレクトされたのは以下の10曲。
1. Death on Two Legs (QUEEN)
2. Heart of the Sunrise (YES)
3. Heaven and Hell (BLACK SABBATH)
4. Paradox (KANSAS)
5. Mother Father (JOURNEY)
6. Machine Messiah (YES)
7. Since I've Been Loving You (LED ZEPPELIN)
8. Diary of a Madman (OZZY OSBOURNE)
9. Cemetary Gates (PANTERA)
10. Won't Get Fooled Again (THE WHO)

時折、鍵盤とベースから原曲に対するリスペクトが感じ辛い場面もあれど(苦笑)、「カヴァーだからこそ」存分に伝わってくる Mike Portnoy (dr) と John Petrucci (g) の凄みはハンパない。  特に #7 "Since I've Been Loving You" での Petrucci のエモーションの爆発はマヂヤヴァい!

その反面、James LaBrie (vo) の細めの声色はどうもどの曲にも合っていないような・・・。声質/唱法が特徴的なだけに原曲との差異が気になるのか、もしくは俺自身が昔は大好きだったハズの LaBrie の歌がここんとこ全ッ然好みじゃなくなってきたのか・・・たぶん後者です。はい。(苦笑)

そんなこともあって、収録曲の中でも最も気に入ってるのは、Russell Allen (vo/SYMPHONY X) と Burton Bell (vo/FEAR FACTORY) 両名がヴォーカルで(+ Dave Mustaine (MEGADETH) がギターで)参加する PANTERA の名曲 #9 "Cemetary Gates"。原曲のアグレッシヴかつメロディックな特徴を上手く DREAM THEATER のフィルタで処理した好カヴァーですな。

ってゆーか、#1〜#5はライヴ前のサウンドチェック時に、#6〜#10はライヴ本番にて収録されたテイク・・・って、生演奏で(後で各所を修正しているにしろ)このクオリティの高さはどう考えても異常w。

満足度 : 84
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