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AYREON / Universal Migrator Part II: Flight of the Migrator (2000)

投稿日: 2000/06/20

前作 “Into the Electric Castle” により、その濃密なサウンドに完全にノックアウトされたオランダの吟遊詩人 Arjen Anthony Lucassen 率いる AYREON の新作は、またもや2枚構成で合計 136 分にも及ぶ超大作。
22世紀、火星コロニーにて人類最後の一人となった男が、Dream Sequencer というマシンと共に時空を超え、人類の歴史はおろか宇宙創生にまで遡り、果てには宇宙で最初の存在とまでに成る長大な旅の過程を封じ込めた一大 SF 叙事詩だ。
毎回話題のゲストも、主なところで

Johan Edlund (TIAMAT)
Floor Jansen (AFTER FOREVER)
Lana Lane (LANA LANE)
Edward Reekers (KAYAK)
Damian Wilson (THRESHOLD)
Neal Morse (SPOCK’S BEARD)
Mark McCrite (ROCKET SCIENTISTS)
Erik Norlander (ROCKET SCIENTIST, LANA LANE)
Rob Snijders (CELESTIAL SEASON)
Clive Nolan (ARENA, PENDRAGON)
Russel Allen (SYMPHONY X)
Ralf Scheepers (PRIMAL FEAR)
Andi Deris (HELLOWEEN)
Bruce Dickinson (IRON MAIDEN)
Fabio Lione (RHAPSODY)
Timo Kotipelto (STRATOVARIUS)
Ian Parry (ELEGY)
Ed Warby (GOREFEST)
Keiko Kumagai (ARS NOVA)
Michael Romeo (SYMPHONY X)
Gary Wehrkamp (SHADOW GALLERY)

と、前作以上に目も眩まんばかりの華やかさ。ま、正直言って皆が必ずしも適材適所とは言い難い起用だったりするけど、それぞれが期待されている持ち味は良く出ていて、楽しめるポイントが満載。
もちろん棟梁 Arjen Anthony Lucassen も、コレまで以上に泣き系テクニカル・ギタリストとしてのハイパーな巧者振りを発揮しているし。
この作品、一枚目 “The Dream Sequencer” は「Song-Oriented melodic and Atmospheric Journey」として比較的穏やかでメロディックなポンプ的作風、そして二枚目 “Flight of the Migrator” が「Heavy Progressive Adventure Through Time and Space」と冠されているとおりのアグレッシヴでプログレッシヴなメタル的作風と、それぞれはっきりと性格付けが成されている。
そして個々の楽曲も一曲単位でまとまりがよく、一枚目では Edward Reekers がその歌唱の凄みをまざまざと見せつける絶品の泣き曲 “One Small Step”Neal Morse がリードするドラマティックで壮大な “The First Man on Earth”、そして二枚目では、テクニカル様式プログレッシヴマインド全開の “Chaos” (ちょっと Steven Anderson のパクリ疑惑あり/汗)、Russel Allen, Michael RomeoSYMPHONY X 組のプレイが堪能できる “Dawn of a Million Souls”、ラストを締めくくる Ian Parry の熱唱とスリリングなソロの応酬が映えるパワーチューン “Sleeper Awake” ・・・と、いい曲揃いでもう満腹ッス。
ただ、Erik Norlander とは早めに手を切った方が。。。(汗) だって、「彼色」に染まってしまいそうで恐いんだもの。(爆笑)

なお、本作は商品上はそれぞれ別パッケージながら、内容的には2枚で1作品として考えたいのでこの扱い。

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