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MOONSORROW / Varjoina Kuljemme Kuolleiden Maassa (2011)

投稿日: 2011/04/20

フィンランドの重鎮ヴァイキング/ペイガン・メタル・バンド MOONSORROW の6thアルバム。

2003年リリースの神盤3rd "Kivenkantaja" 以降の作品は、やや(いや、かなり)冗長な超大作志向の中に探し当てた密かな悶絶ポイントにフォーカスを当てて、数少ないその箇所をキーに全体の雰囲気に酔うという楽しみ方を強いられてきた。

本作も、11〜16分の長尺な4曲を合間3箇所に挟んだ短いS.E.で繋ぐといった構成で、類に漏れずお得意の超大作志向のレールから外れるものではない。が、今回は近作の冗長さから一転、全ての瞬間を聴き逃すことができない恐ろしい程の充実度に満たされたいるじゃありませんか!(嬉驚)

冒頭、旅路の始まりを重厚に告げる #1 "Tähdetön" の序盤こそやや地味で「あぁまた今回もか・・・」とタカを括りそうになったが、ダイナミックにうねる展開を重ねる毎にジワジワと染み出る寒々しい叙情美と漢のペイガン・マインドに、あえなく満面の笑顔で昇天ですよ。

滅多に疾走したりはしないミドル〜スロー中心の曲調はやはり地味であることに間違いはないが、#5 "Huuto", #7 "Kuolleiden Maa" で顕著な“だからこそ”の極上な荒涼感の中で雄大にかつ猛々しく荒ぶる悲愴フィーリングは、かつて "Kivenkantaja" に封入されていた物と同質の冷たい高揚感を運んできてくれる。

さて、そんな MOONSORROW がフィンランド・フェスで待望の初来日! って、Wackenにも出ること決まってるので俺は行こうかどうかプチ悩み中なんだがな〜。

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