Most Impressive 10 of 1997 MENU

Albums of the Year

No.1
Legendary Tales / RHAPSODY
仰天! まさかHM後進国イタリアからここまでやらかしてくれるバンドが登場するとはッ!! 97年のNo.1は文句無しでこの Rhapsody に決定だ。
大仰な展開、哀愁のメロディ、疾走するリズム、天駆ける歌声、勇ましいコーラス・・・・ HMの理想的な形がこの一枚に凝縮されている。この一年のBestであると同時に90年代、いやHMの歴史を代表するマイルストーンになりうる超名盤!

No.2
Go! / FAIR WARNING
これ以上ないほどの哀愁を帯びたHRナンバーがこれでもかと展開される絢爛絵巻は、聴くものからその涙を一滴残らず絞り取るだろう。
本作では相棒 が病に倒れるというアクシデントで Helge 操る Sky Guitar の出番が増えたことはまさに棚ボタ(Sorry > Andyファン)。特に "I'll be there" で爽やかなコーラスから一転して切り込んでくる構築美に満ちたギターソロはこの作品のハイライトだ。

No.3
Whoracle / IN FLAMES
とにかくその激情が内包する泣きのメロディが言語に絶する美しさ! 
前作までに感じられた若干チリチリした埃っぽさが一掃され、かっちりまとまった高品質HMに仕上がった。
余談だが、ボーナストラックで KING DIAMOND の Andy LaRocque が素晴らしいギターソロを披露しているのもかなりの高ポイント。(ファンなんで・・・)

No.4
Crossing the Rubicon / ARMAGEDDON
官能のチョーキングに顔が歪む!! Uli Jon Roth、Michael Schenker 両名からしか得る事の出来なかったフィーリングがここにはある。
正直言って Track 3,4,5 の3曲以外は並みだが、その3曲の泣きが余りにも超強力なため堂々4位にランクイン! 他の曲にこの3曲並みの扇情力があったら文句なくNo.1だったろう。

No.5
Shadow of the Moon / BLACKMORE'S NIGHT
これを聴くたびに、師・Ritchie Blackmore と一体になれたような感覚に陥る。初めて彼のギターを耳にして以来、ずっとこの音を欲していたような・・・。
しかしここで聴ける「師の愛人」の歌声素晴らしさは、何と表現すればいいのだろう。ここまで見越しての関係だったら、「さすが師匠!」と、尊敬し直します。

No.6
Falling into Infinity / DREAM THEATER
まさに「Progressive=Rock」。初期の様式美的なDTも良いが、何ていうか、こうゾクゾクするようなテクニカル・プログレ色剥き出しの生々しさで迫ってくる様も十分に魅力的だ。
ただ、James Labrie は表現力は増したものの、気持ちいいビブラートが聴けなくなって残念。
やっぱ "Awake" が一番好きだな。

No.7
Spooked / PRETTY MAIDS
ガッツポーーズッ! って感じの復活作。完全復活にはほど遠い(っていうか無理・・)が、ファストナンバーでのあの「雰囲気」はほぼ再現されていると思う。
しばらく彼らからは遠ざかっていただけに喜びもひとしおだ。
また、"Never Too Late" で聴けるポップ味も◎。

No.8
Break Away / TERRA NOVA
何の変哲も無い爽快時々哀愁のハードロックだが、Fred Hendrix の歌声には妙な味があってついつい嵌まってしまう。
全曲粒が揃っていて安心の一枚だが、中でも爽快さ、哀愁、疾走感、緊張感の全てが詰まった "Right Now" は全人類必聴の超名曲。

No.9
State of Mind / ELEGY
ELEGY 独特の疾走感溢れるテクニカル&クラシカルな楽曲が、New Singer、Ian Parry によって極上のエモーションと1ランク上の風格を与えられた。
97年、山のように発生したシンガーの交代劇のなかで、それが「吉」と出た稀な一枚だ。
とはいえ前任者のテクニカルな超ハイ=トーン声もメッチャ好き。

No.10
Accident of Birth / BRUCE DICKINSON
やっぱこれだよ! BRUCE はッ! 計ったかのようなドンピシャのメタルサウンドが最高に気分を高揚させる。
IRON MAIDEN 的方向に批判的な向きもあるようだが、Adrian Smith と Roy Z のギターコンビが作る独自の聴き所も多く、"No Prayer For The Dying" 以降の IRON MAIDEN のどの作品よりも明らかに優れた内容を誇っていると思う。


Cover Art of the Year

A Crimson Cosmos  / LAKE OF TEARS
by Kristian Wåhlin
このブッ飛んでるっぷりはヤヴァい。(笑) キノコ! キノコ!