Most Impressive 10 of 2001 MENU

Albums of the Year

No.1
Awakening the World  / LOST HORIZON
新世紀に降臨せし究極のメタル・メサイアが世に放つ渾身の一撃。「HEAVY METAL とは何か?」というホンの小さな問いに対する完璧な回答がここにあるのは当然のこと、有史に登場して以来数千年に亘って紆余曲折を経ながら進化を続けてきた「音楽という芸術」が、長い長い道程を経てやっと辿り着いた普遍的な真理に満ちた姿がここにある!

No.2
Rebirth  / ANGRA
絶望のどん底からの奇跡の再生。その音自体にしっかりと封入されたその意欲と喜びがひしひしと伝わってくる感動は、音楽の持つ威力をまざまざと実感させる。

No.3
Sanctus Ignis  / ADAGIO
フランスから登場したニュー・ギター・ヒーロー Stephan Forte が丹念に創り上げた、様式美に対する敬意と尊厳が支配する極上のネオ=クラシカル・ワールド。

No.4
Blackwater Park  / OPETH
サイケデリック&プログレッシヴな精神性溢れるその独特の美麗なる暗黒世界は、極限の哀しみに充ちたアダルトなロマンティシズムが導く幽玄で静粛な美しき迷宮。

No.5
Karma  / KAMELOT
夜露にそぼ濡れる歌声が潤いを与える硬質な叙情シンフォ・メタルは、森深い邪教の寺院に迷い込んだかの如きエキゾチックなドラマティックさに包まれている。

No.6
Heathenreel  / ELVENKING
フォーキーな民謡と疾走する XaMetal とを大胆に融合させた、目まぐるしく展開しながら大仰に展開する勇壮なる叙情に満ちたクッサクサの寓話世界は、まさに「エルフの王」。

No.7
The Hall of the Olden Dreams  / DARK MOOR
スパニッシュ様式 XaMetal の雄。悶絶を生みながら勇ましく疾走するメロディの嵐と、シンフォニックに展開を重ねるクラシカル・パッセージの交錯が生む高揚感は凄まじいの一言に尽きる。

No.8
Far Beyond the World  / TEN
気負いなく哀愁を紡ぐ歌声と、琴線をねじ伏せる粘り気満点の泣き泣きギターが織り成す、自然体の哀愁ハード・ロックの数々は実に見事。その言葉どおり「捨て曲なし」な一枚。

No.9
Wages of Sin  / ARCH ENEMY
クリアでシャープな切れ味のキャッチーなデス・チューンズの上に舞う Amott 兄弟のテクニカル&エモーショナルなマジック・タッチによる泣き泣きギターは、やはり殺傷力抜群。

No.10
Silence  / SONATA ARCTICA
北欧メタルの透明感を滲ませつつ青臭く疾走を重ねる「童貞メトゥ」は、安心の演奏力&表現力にとってクッサくも整合の取れた極上の高揚感を誘う逸品。悶絶!

次点
Rain of a Thousand Flames  / RHAPSODY
ハリウッド・エピック・メタルの雄が放つ限りなく大仰な威風堂々たるオーケストラル・メタルは、これまで以上に物語性を高めた圧巻のダイナミズムに溢れている。

Tunes of the Year

No.1
"Sworn in the Metal Wind"
from... Awakening the World
 / LOST HORIZON
極限の激情が「メタルの真髄」を撒き散らしながら疾走する様を耳にして我が胸にこみ上げてくるのは、末代に亘るメタルへの忠誠。メロディーとパワーを自在に操りながら様々に表情を変える心に迫る歌唱はまさにミラクルだ!

No.2
"Outlawed and Notorious"
from... Far Beyond the World
 / TEN
極限までにクッサイ泣きメロが奔走する史上最強の TEN 的チューンは、目の幅で滝の様に流れ出る涙の受け皿なしに聴くことは出来ない。。。

No.3
"Wolf & Raven"
from... Silence
 / SONATA ARCTICA
哀切なるメロディーを猛速で疾走させる、一級品の悶絶を醸し出す極上のメロディック・スピード・メタル・チューン。

No.4
"Nova Era"
from... Rebirth
 / ANGRA
叙情を繊細に紡ぎながら大胆に疾走する「まさに ANGRA!」な起死回生の一曲。メンバー全員が、視線を明日に向けながら持てる力を出し切ったかの充実感が心地よい。

No.5
"Rhymes of a Tragic Poem - The Gothic Saga
~ The Wizard's Last Rhymes"
from... Rain of a Thousand Flames
 / RHAPSODY
そのモチーフを最大限に生かしきった息を呑まざるを得ないクラシカルな展開美は、クラシック・ミュージックに対する付け焼刃ではない素養を持ち合わせた RHAPSODY ならではの味わい。

No.6
"Panem et Circences"
from... Sanctus Ignis
 / ADAGIO
ネオ=クラシカル醍醐味に満ちた疾走ヘヴィ・メタルに珠玉の輝きを与える David Readman の絶唱が、あまりにも凄絶過ぎる!

No.7
"Up All Night"
from... Back to Eden
 / TERRY BROCK
渋さと伸びやかさを兼ね備えたツボを心得た丁寧な歌唱が、大人の超絶プレイを見せつける充実のインスト群と調和した、脱糞必至の哀愁ハード・ポップの佳曲。

No.8
"Don't You Cry"
from... Karma
 / KAMELOT
生のストリングス・カルテットを配したこの激泣きアコースティック・バラッドは、Roy S. Khan の愁う歌唱に鳥肌&滝涙必至。

No.9
"Just a Little"
from... Burn the Sun
 / ARK
当代きっての超絶シンガー Jorn Lande の哀愁歌唱が耳を捉える、悶絶スパニッシュ・ギターについつい顔が歪んでしまうエスニック・チューン。

No.10
"Twilight of Days"
from... Twilight
 / ATHENA
往年のイタリアン・プログレッシヴを思わせる噎せ返るほどの叙情を振り撒いてクッサイ旋律が超スピードで疾走しまくる様は、何度聴いても悶絶。

次点
"Surrender"
from... The Mission
 / ROYAL HUNT
気高きバロック音楽とヘヴィ・メタル攻撃性が理想的な融合を見せる久々に ROYAL HUNT 節炸裂のこの名曲は、John West の絶品の歌唱が魅力的。

Players of the Year

Singer
 
Daniel Heiman (Ethereal Masgnanimus) of LOST HORIZON
Eric Adams の堂々さと Bruce Dickinson のセンス、そして Joey Tempest の豊かなポップ・センスまでも包含したその多彩かつ自在な素晴らしい表現力は、この世界の財産だ!

Guitar Player
 
Stephan Forte of ADAGIO
「世界にはまだこんなのが隠れていたのか!」とまで思わせる他を圧倒する実力&センスの持ち主。そのスリルと泣きに満ちたウォームかつテクニカルなプレイは絶品!

Bass Guitar Player
 
Glenn Barry of KAMELOT
そのアグレッシヴなステージングを含め、メロディック・メタル・バンド KAMELOT に「ごっつい漢のメタル・バンド」としての貫禄を与える役割を見事に担っている。

Drum Player
 
Daniel Erlandsson of ARCH ENEMY
強烈なアタックが圧倒される手数で繰り出される、素晴らしく尖った鮮烈なドラミングは、その抜けの良さが非常に心地よい。

Keyboard Player
 
Matt Guillory of JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER
音の広がる空間を見事に彩色する洗練された音色と、詳細まで詰められたアレンジのセンスには舌を巻くばかり。オーガニックな息吹を封じ込めたタッチもさすが。

Cover Art of the Year

With Vilest of Worms to Dwell  / HOLLENTHON
by Martin Schirenc
異形の美に満ちた幻想的な猟奇世界は、観る者の心を捉えて離さない。