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MASTERPLAN / Aeronautics (2005)

投稿日: 2005/01/20

メンツ的にとっても短命そうなイメージだったのとは裏腹に、前作と同一メンバーでしかも約2年と言うまぁ順当なスパンでの新作投入にビックリな、独諾混成メロディック・メタル・バンド MASTERPLAN の 2nd アルバム。

Roland Grapow (g), Uli Kasch (dr) の血が染み出す微キーパーなメタル・エナジーと、歌鬼 Jorn Lande の強靭なる頂上歌唱が与えるアダルトなハード・ロック風味の独特のバランス感覚が美味しい欧州ヘヴィ・メタルは、前作よりもさらに渋みと落ち着きを増した感のある重厚で深みある味わいが塗布されている感じ。

そんな作風のためか、前作の名曲 "Enlighten Me" の流れを汲むリーダー・トラック #2 "Back for My Life" をはじめ #4 "I'm Not Afraid", #9 "Dark from the Dying" らのキャッチーなミドル・ハード・チューンが特に印象的に響くね。もちろんそれだけに留まらず、メロディック・メタル・チューンである #3 "Wounds", #10 "Falling Sparrow"、そして本作のハイライトとも言えるこれまでとはやや毛色の違う10分弱のドラマティック大作 #11 "Black in the Burn" らも、思わず身を乗り出すこと必至の充実の出来具合。

ただ、この「Jorn Lande 寄り」とも思える大人びた路線だからこそ、バック陣のセンス/技量のアダルト方面への至らなさ(って、カナリ高次元の話だけど)が感じさせるミスマッチな違和感を前作以上に感じるのも確か。相変わらず Roland Grapow は音色も豊かでタメもあるまずまず悪くないプレイを披露しながらも、やっぱ所々破綻気味なのが気になるしさぁ。

 (Jan. 20, 2005)

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