Impressions
ドイツ国内では売上げ数百万枚レベルの大人気らしいポップ・バンド X-PERIENCE の美女シンガー Claudia Uhle タンのソロ・プロジェクト ANGELZOOM の 1st フル=レンス・アルバム。
Claudia タンの可憐なルックスそのままのエンジェリックなクリア・ヴォイスが萌え光線を放射するのは、メタル色はおろかドラム・パートがリズムを刻む場面すらほぼ皆無の、完全にアンビエントなエレクトロ・ポップ。
そんな Claudia タンの魅惑の歌声がこだまするアンニュイなユーロ・デジ・ポップは、雄大なる重厚シンフォニーが微ケルトに響く時の雰囲気が WITHIN TEMPTATION からロック・パートを取り去ったかのようだとも思えるゴシックと言えば言えなくもないスタイルだが、総合的にみたら Enya や Sara Brightman と同列に位置する上質なフィメール・ヴォーカル・イージー・リスニングだな。
まぁ、この北欧的な透明感に包まれた安堵感に溢れる美しい音楽が、聴いててとにかく心地よい和みフィーリングを提供してくれるって事実には、そんな立ち位置の分析はどーでもいいッスな。
しかし、この音でどぼじで Nuclear Blast からリリース?ってのは、ホント素朴な疑問だわ。。。
(Mar. 15, 2005)
満足度 : 80%