Impressions
DIRKSCHNEIDER & THE OLD GANG / Babylon (2025)
投稿日: 2025/10/07
Udo Dirkschneider(vo)が現/旧ACCEPT&U.D.O.のメンバー達と立ち上げたプロジェクトの1stフルアルバム。2020年の結成以来これまでシングルとEPだけのリリースだったが、満を持してのフルアルバムの登場にニヤニヤが止まらない。
- Lineup
- Udo Dirkschneider / Vocals
- Manuela Bibert / Vocals, backing vocals
- Mathias Dieth / Guitars, backing vocals
- Stefan Kaufmann / Guitars, backing vocals
- Peter Baltes / Bass, backing vocals
- Sven Dirkschneider / Drums, backing vocals
「パワー・メタルではなくヘヴィ・メタル」な楽曲はACCEPTっぽい手触りでもありつつ、女性シンガーManuela Bibertの澄んだ美声をアクセントにした幅広いスタイルも備えたヴァラエティフルな仕上がりに。それでありながら散漫なイメージは一切なく、Udoの個性的な哀愁オヤジヴォイスをキーとして一本筋が通ったオリジナルな統一感あり。
なんといっても嬉しいのは、GRAVESTONE時代から心酔し続けているMathias Dieth(g)の旋律美溢れるギターワークが全編で炸裂していること。それだけでもう大々満足ですよ。
ただ、今回はPeter Baltes(b)がリードヴォーカルを執る曲はないのか・・・と諦めかけていたところに、アルバムの最後に置かれた"The Princess of the Dawn"のムードを継承する大曲#12 "Beyond the End of Time"に待ちに待ったPeterの歌声が!(感涙) ファンが求めるものを完全に理解してますな。
満足度 : 91%

