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LAKE OF TEARS / Black Brick Road (2004)

投稿日: 2004/10/20

スウェディッシュ・ゴシック・メタル・バンド LAKE OF TEARS の 6th アルバム。

前作のやや期待外れ気味だった内容とこのハゲ×3の余りにもアレなジャケの相乗効果で、一抹どころか六十九抹くらいの不安を感じつつもやっぱ惰性で購入しちゃったんだけど・・・今回は、全盛期には程遠いけど、決して悪くはないじゃん?

要所にオルガンを配してピースフルでフラワーなサイケデリック・フィーリングを漂わせる、適度にレイドバックしたメランコリックなゴシック・メタルから流れ出る漢のロマンティシズムはやや息を吹き返したようで、冒頭の #1 "The Greymen" でいきなり溢れ出る男の哀愁に思わず頭を垂れさせられてしまったり。

所々で隣国フィンランド発祥のノリノリ・メランコリック・ゴシック勢に通じる裏拍強調のキャッチーなヴァイブに色気を見せながらも、それがグラム/ヴィジュアルな切り口ではなくあくまでヲサーンでしか有り得ない老獪なロック・スピリットで調理されているのも、さすが LAKE OF TEARS って感じ。#6 "A Trip with the Moon" なんてソレ系の中では間違いなく名曲レベルに達してると思うもん。

まぁ、中には前作同様退屈な曲もあるんだけど、そんな曲々の中でも確実にフックとして活躍する、これまで同様にゲスト扱いのリード・ギタリスト Magnus Sahlgren のテクニカルな素地の存在を確信させるエモーショナルなギター・プレイが、やっぱホント素晴らしいんだよね。荒ぶる男泣きが荒野を吹き抜けるスロー・バラード #5 "The Organ" の泣きっぷりなんてマジで Ritchie 師匠に迫る勢いでっせ。

 (Oct. 18, 2004)

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