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GLOOMY GRIM / Blood, Monsters, Darkness (1998)

投稿日: 1998/06/20

フィンランドのクラシカル・ブラックメタルのデビュー・アルバム。「思想」を持った真性ブラックの可能性が高い。
すべての作詩・作曲からパッケージ・デザイン、Web マスターまでも努めるシンガー/シンセ担当の Agathon のプロジェクトとも言えるだろう。
落ち着きのあるまとまったシンフォ・アレンジの楽曲と、女声によるスキャットが一瞬 COVENANT を連想させたが、本当に一瞬だった。
私にとって何より致命的だったのは、シンガー Agathon の声。ブラックメタルなのだからデス声なのは全然かまわないが、その声質が変すぎ。ずっと King Diamond が婆さんを演じている時の声なのだ。そりゃちょっとねぇ。。。
バンドの演奏力は高く、全編にまぶされたクラシック系の音色/アレンジによって音楽的クオリティとしては決して低くはないどころか高目の部類に入るだろうが、この GLOOMY GRIM が描き出している「美」の質が「不条理系」のものであるために即効性がカナリ薄いんだな、これが。
ちなみに名曲 "Over the Mountain"(OZZY OSBOURNE)のカヴァー(まともな出来)も収録。

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