Impressions
HUMAN CLAY だの HUMANIMAL だのもうワケワカンナイ状態の中、今度は TALISMAN 名義として 5年振りとなる 6th アルバムをリリース。
ギタリストが Pontus Norgren から以前の Fredrik Åkesson に戻っているが、前作 "Truth"(1998) とほぼ同様の「ここんとこの TALISMAN」な路線。
Jeff Scott Soto の極上の熱唱、Marcel Jacob のスリリングなブースト・ランニング・ベース、そして Fredrik Åkesson のネオクラシカル素地のスムースなスーパー・プレイが織り成す北欧らしいテクニカルな演奏様式で奏でられるグルーヴィ骨太なハード・ロックは、彼らならではの要素がたっぷり味わえるんで一聴した時はカナリ満足感は得れたんだけど・・・何度か聴くうちに早くも飽きてきた。(汗)
やっぱ楽曲の出来がちょいとキビシイかな。どうも引っ掛かりが悪い感じ。哀愁や透明感もしっかりと残ってはいるけど、往年の「もろ北欧メトゥ」なそれとは異質な雰囲気だし。。。
ちなみにドラムは Jamie Borger (ex-TREAT ←って書いてる時点でオヤジ/苦笑)。
(May 07, 2003)
満足度 : 74%