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WOLVERINE / Cold Light of Monday (2003)

投稿日: 2004/02/20

スウェーデンのメタリックなプログレッシヴ・ロック・バンド WOLVERINE の、Earache 傘下の Elitist からリリースされた 2nd アルバム。

監禁/虐待された少女 Sarah の行路を描くコンセプト作である本作を覆う、そのダークなテーマに相応しい病的で陰鬱で・・・そして悲哀に満ちた空気が、内省系メタル・ファンにはたまらなく魅力的に響きまくるね。

OPETH, ANATHEMA, DEADSOUL TRIBE、そして最も音像的に近いと言える PAIN OF SALVATION と同じ終着点を目指しているのは明らかなんだけど、高品質なセンス&プレイで紡がれるよく整理されたスマートなアレンジ/プロダクションの質感が「プログレッシヴ・メタル」というよりは「メタルの心得のある真性プログレッシャーによるハードなメランコリック・プログレ」という方向から攻めている感触なのも非常に新鮮。

仄かなデジ&エレクトリックなゴシック風味も美味しい閉塞感のある暗黒系なサウンドながら、シンガー Stefan Zell の明瞭な叙情歌唱と Mikael Zell & Per Broddesson のギター・コンビによる豊かな愁いを含んだエモーショナルなギター・ワークが、しっかりと聴き易さを生み出しているのも高ポイント。

いや~、ホントいいバンドだわ、WOLVERINE

 (Feb. 16, 2004)

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