Impressions

VICIOUS RUMORS / Digital Dictator (1988)

投稿日: 1998/06/15

「泣き」にはメがない私だが、この VICIOUS RUMORS は少々変わっていて、とにかく「カッコ良過ぎて泣けてくる」という希有な存在だ。

なれ初めこそ Vinnie Moore 目当てと、スゲー不純だった(笑/だって好きなんだもん!)が、真のデビューといえる本作からは、パワー/メロディ/スピード/ヘヴィネスのすべてが高次元でバランスが取れた「メタルの中のメタル」としての魅力に溢れたバンドとして私の心を占拠したのだ!

重戦車の如く迫り来るリズムに舞う Mark Mcgee の心地よい滑らかさを備えた超テクニカル・ギター、そして「歌えるものならこう歌いたい」 Carl Albet のパワーと歌心を完璧に両立した歌が、魂を鼓舞させる。

次作 "Vicious Rumors"、そして日本でブレイクした "Welcome to the Ball" も本作同様 MY METAL BIBLE となっている。

今でもクラブチッタで仁王立ちする Carl Albet の勇姿が忘れられない・・・(T_T)
(1998/06/15:記)

満足度 : 90
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