Impressions

LIV KRISTINE / Enter My Religion (2006)

投稿日: 2006/04/20

THEATRE OF TRAGEDY ~現 LEAVES' EYES のゴシック・メタル界を代表する歌姫 Liv Kristine 嬢が、8年前の1stソロとは完全に別人なジャケ写で迫る(笑)2作目のソロ・アルバム。

ここでのメインの作風は軽快なスカンジナヴィアン・ポップで、特に音楽が趣味というわけでもない浮動票層が好んで聴くような「フツーの女性ヴォーカル作品」としてのクオリティがバッチリと備わってるのが凄いわ。

そんなメジャー感覚に溢れるジェネラルな音像の中でも(だからこそ?)Liv 嬢のコケティッシュ歌唱は美しく響きまくり。サズ、ウード、マンドリン、シタールなどの民族楽器を使ってのオリエンタルなアクセントを配しながら、低気温な淡い北欧の郷愁を発散したり低血圧なのに空元気的を出してみました的な気だるいドライヴ感を生んでみたり・・・と様々な表情を見せる予想以上に魅力的な楽曲群には、ググッと惹き込まれてしまう。

Peter Tagtgren (HYPOCRISY, PAIN) 作って嘘やろ~?って感じの明るく快活なオープニング・チューン #1 "Over the Moon"、これまた Timon Birkhofer & Alexander Krull (LEAVES' EYES, ATROCITY) が書いたとは思えぬしっとりとしたメロウなシングル曲 #2 "Fake a Smile"、仄かな哀感がアコースティックに響く #5 "Coming Home"、優美な弦楽の音色が美味しいモダン・ポップ #8 "You are the Night" らのポップ・チューンに混じって、しっかりと出自を物語るハード・エッジなゴシック・ロック・チューン #4 "My Revelation", #6 "Trapped in Your Labyrinth" の2曲が存在し、その双方が名曲クラスの出来の良さ・・・ってのも嬉しいのぅ。

 (Apr. 04, 2006)

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