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BELLFAST / Faraway Prayers (2001)

投稿日: 2001/12/20

名古屋のケルティック・ハード・ロック・バンド BELLFAST の6曲入りデビュー MCD。以前はバンド形態で活動していた様だが、このデビュー作ではベースの 松本 周二(オレの大切な友人なのデス)を中心にゲスト・プレーヤーを迎えたプロジェクト的な構成となっている。

喩えるならば、'83年頃にロシアから数百キロあたりの小都市に生息する西洋のヘヴィメタルに色気を見せる真性プログレッシヴ・ロック・バンドがメンバーの実家である農具小屋で録音したかの如き、色々なものをどう差し引いても辛いものを感じざるを得ないプロダクションで展開されるのは、プログレッシヴな感性をオーソドックスなハード・ロックの手法で現実化したアート・ロック世界。

ハード・ロックを基本としながらも、曲によっては優美なピアノが空気に溶け込みヴァイオリンとウェットなメタル・ギターがロマンティックに舞いながら、唸るフレットレス・ベースと巧妙なアンサンブルを見せる全曲英詞な楽曲は6者6様のスタイルだが、中でも「ピアノ、ヴァイオリン、アコギ、そして清廉な女声」という女声ゴシック・メイニヤにとっては垂涎のキーワードが羅列されるアコースティックな "Who Saw My Lady?" はかな~りイイ味を出している。

残念なのは、前出の女声シンガーの他に2人の男性シンガーがゲストとして参加しているのだが、彼らの歌唱が(以下友人につき自主規制)。

そう感じながら、ラストに収録されているボーナストラックである 松本 の敬愛する RUSH のカヴァー "Limelight" で聴ける松本自身の歌唱を聴いて超ビックリ! 本人は洒落のつもりで歌ったのかもしれないが、その日本人離れした見事な「英国プログレ声」は実に味わい深く、他のシンガーをゲストに迎える必要があったの?・・・との思いも浮かぶ。本作でゲスト男性シンガーに歌わせていた曲をもし松本自身が全曲歌っていたのであれば、確実に20点アップ。マジでマジで。

松っちゃん、次作はその線でヨロシク!!

ちなみにウチの BBS の常連 Makoto が、数曲でチラッとナイスなギター・ソロを弾いてマス。

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