Impressions
DISARMONIA MUNDI / Fragments of D-Generation (2004)
投稿日: 2004/06/20
イタリアのメロディック・デス・メタル・バンド DISARMONIA MUNDI の 2nd アルバム。
先鋭なアグレッションが迸るブルータル・パートにクリーン・ヴォーカルが歌うナイーヴなコーラス・パートが劇的に絡むという基本スタイルは、デス・ヴォイス担当として Björn "Speed" Strid が参加しているせいもあってモロに SOILWORK そのものの手触り。
それどころか、良質のグルーヴを孕んだ楽曲作りの巧さや全編で弾きまくられるネオ=クラシカル・ギターの悶絶な味わいなどを聴くにつけ、こりゃ SOILWORK より好きかも?と本気で思うほど素晴らしい。
しっかし、ギター(ソロ・パートは他の人間が弾いてるらしい)、ドラム、キーボード、クリーン・ヴォーカルを一人で手がけるバンドの中心人物 Ettore Rigotti・・・天才だわ、ホント。
(Jun. 12, 2004)
満足度 : 89%