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THE GATHERING / How to Messure a Planet ? (1998)

投稿日: 1998/11/20

前作までの風景・有機的なイメージとは趣を異にする機械・科学的なスリーブデザインに一瞬たじろいでしまうが、プレーヤが銀盤を飲みこんでしまえば、やはりそこにあるのは紛れもない THE GATHERING 独特の美しくも深遠なる音世界だった。
が、これまでの作品とは明らかに質感が違う。音質・音色の上でのヘヴィさを敢えて後退させ、ある時は不条理な暗黒ノイズで、またある時は壮大な美系シンフォニーで攻める極限まで緻密に計算されたシンセサイザと、恐るべきグルーヴを内包した痛々しいまでの反復リズムが創り出すのは、濃度抜群の「精神的にヘヴィ」な異空間。
そんな病的なまでの内向的サウンドに差し込む Anneke van Giersbergen の艶やかに舞う歌唱という光は、その限りない美しさで我々の心の襞を震わせてくれる。
これは現時点で世界で最も美旋律な エレクトリック・トリップ・ミュージックだ。ラストの30分にも及ぶタイトルトラックは・・・完全にビョーキだな。(笑)

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