Impressions

JAMES LABRIE / Beautiful Shade of Grey (2022)

投稿日: 2022/11/17

DREAM THEATERのシンガーJames LaBrie (ex-MULLMUZZLER, WINTER ROSE)のソロ5作目は、これまでの作品とは意を異にするアコースティック作品に。
今回パートナ―となったのはEDEN'S CURSEのPaul Logue (g,b)。同じくEDEN'S CURSEのChristian Pulkkinen (key)、Mullmuzzler時代からJamesと活動をともにするMarco Sfogli (g/CREATION'S END)、そしてJamesの息子(!!)Chance LaBrie (dr)らと共に描く世界は、アコースティック楽器の穏やかな音色で構成されながらもどこか不穏でダークな空気感を纏うという、タイトル通りグレーな色彩を感じさせるもの。そんなモノトーンの世界が、繊細なプレイ/表現によって徐々に淡い色彩を帯びてゆく様が美しい。
そしてもちろん、これまでの作品と同じくギタリストMarco Sfogliのエモーショナルな妙技が素晴らしすぎる。

満足度 : 85
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