Impressions
米産拡散浮遊系プログレッシヴ・ハード。
デビュー作 "A Brueprint of the World" で聴かせてくれた、あの独特の隙間感に魅せられて以来、一作毎に微妙にハードで派手な音造りになってゆく(つっても知れてるが)のをやや残念に眺めながらも、毎作 ENCHANT を追い続けている。彼らの独特のキャッチーなプログレッシヴ観が好きなんだよな。
でも、本作ではそのハード&派手さを若干押さえ、従来の RUSH meets MARILLION 的路線にシフトを修正し、さらに SPOCK'S BEARD 的な明快な POP さを加えたような印象で、何気に嬉しいね。
"What you Say" あたりの欧州的哀感に包まれた曲はタマランわ。
満足度 : 84%