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HELLOWEEN / Keeper of the Seven Keys Part II (1988)

投稿日: 1999/02/20

2nd "Walls of Jericho" に収められていた、それまで体験した事もないようなドラマティックでメロディアスなスピード・メタルナンバーに、クラクラと目眩がしたのを覚えている。Kai Hansen の(今同様に)"兼任""片手間"を強く感じさせるひ弱な歌声はその音楽性のあまりの衝撃のためにあまり気にならなかったなぁ。
その後「18才の専任シンガーが参加!」というニュースからしばらくしてリリースされた "Keeper of the Seven Keys, Part 1" で、「!!!!!!!!!!」となったのは皆さんも同様でしょう。"Walls of Jericho" の各要素を更に高い次元で封じ込め、その上にあの信じられないような"伸び"をアピールしたが載っていたのである。
シンガー Michael Kiske の威力が如何に絶大だったかは、ハンブルグの超ダッサ~いメタル4人衆が、彼の参加を機にあれよという間に世界の桧舞台へと駆け上った事実を見ても明白だろう。
そして・・・期待して待った「当初からアナウンス済みの続編」が本作。このアルバムで聴くことが出来るのは本当に信じられないマジックだ。イントロ "Invitation" のクラシック具合ですでに骨抜きになったところへ歴史的名曲 "Eagle Fly Free" によってアッという間に狂喜モード=オン。気がついたらエンディングの大作 "Keeper of the Seven Keys" の雄大極まりないコーラスを、頬を涙でビッチャんこにしながら合唱してる・・・って塩梅だ。よく作品を誉める際に「捨て曲なし」という表現を使うが、本当に額面どおりの作品は数えるほどしかない。しかし本作は間違いなくその中の一つとして永遠に語り継がれるだろう。
HELLOWEEN は次作、次々作と、迷いのある作風でファンを混乱させてしまったが(彼ら自身の方がよっぽど大変だったのだろうが)"Chance""I Believe"などの名曲を残す事に成功している。
続く Uli Kusch 参加後 ---あえてそう言わせてもらおう。Andi Deris はあまり好きではない--- のアルバムは押し並べて良い出来で、気に入っている。

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