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SUBWAY TO SALLY / Kreuzfeuer (2009)

投稿日: 2010/05/20

ドイツの中世ロック/メタル・バンド SUBWAY TO SALLY の10thアルバム。

専任女性ヴァイオリン奏者 Frau Schmitt 姐御を擁してトラッド/フォークな風合いを創出するも、そのサウンドの骨格を成すのは都会的ですらあるモダンなソリッド感とエキゾティックだったりシンフォニックだったりするゴシック風味が交錯する、アダルトな現代的ロック・テイスト。

そんなヴァラエティに富んだメジャーな音像ながら、演奏陣のメタリックな手法と楽曲に仕組まれたドラマティックな技法、そしてカリスマ・オッサン・シンガー Eric Fish が母国語で語るように歌うそのダミ声から漂わすいかにもドイツらしい堅牢な威厳が、この SUBWAY TO SALLY を違和感なく「ドイツ産ヘヴィ・メタル・バンド」としても成立させているのが面白い。そのあたりのバランス感覚は、共にジャーマン・リッター・ロック・シーンを牽引する IN EXTREMO と同じやね。

#3 "Besser Du Rennst" に代表される大衆的なキャッチさをメタリックなドライヴ感に乗せた「陽」の楽曲群にも身体を揺らされるけど、ゴス=ポップ・バンド EISBLUME の美女シンガー Ria 嬢 による可憐なイノセント・ヴォイスがヤヴァい重厚チューン #7 "Komm In Meinen Schlaf"、民族色強く哀愁を漂わす #8 "Angelus"、そして欧州慕情がアコースティックに揺れる #11 "Versteckt" ら「陰」サイドの曲が特に染みますな〜。

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満足度 : 83
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