Impressions
ヴァイキング・メタルの始祖の一つでもあるノルウェーの重鎮バンドEINHERJERの通算10作目。
2003年の4th『Blot』を最後に以降の作品はなぜか聴いてなかったんだけど、この二十数年の間にソリッドかつダイナミックに大きな深化を遂げていてびっくり。
派手さとは無縁の地味とも言える実直な風合いは相変わらずながら、フォークロアな詠唱を効果的に使ってジワジワと心を揺らす重厚な楽曲群は、高クオリティなプロダクションも含めてベテランにしか成し得ない荒涼な大地にしっかりと根を張ったような妙味を味あわせてくれる。
なにより、2016年に加入したというリードギタリストOle Sønstabøのネオ=クラシカル・テイスト満載のギター・プレイがEINHERJERの新たな魅力として大きな存在感を発揮しているのがめっちゃ高ポイント。彼が参加している7th〜9thも遡って聴かねばだ。
満足度 : 87%