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EDGUY / Mandrake (2001)

投稿日: 2001/09/20

SEVENTH AVENUE タイプ(笑)の若き大器 EDGUY の 5th アルバム。
AVANTASIA での経験からか、今まで以上に細部に亘って丁寧に構築されたクオリティの高い楽曲は、典型的ジャーマン・スタイルから脱却せんが如きのヴァラエティ豊かな作風を見せながら、聴き手のシンガロングを誘う魅惑のクワイヤをはじめ安心の EDGUY 節。
その独特の EDGUY 節の中心を担う天才シンガー Tobias Sammet は、相変わらず Michael Kiske に傾倒しながらも、本作では随所で Bruce Dickinson 色を強めたストロングな唄いまわしを聴かせ、チョイと気持ち悪かった一定の振幅を持った大きなヴィブラートもあまり気にならなくなってきたのがいいね。表現の妙味っつープラス面の方が耳に付くので相殺されてっのかな?
これまでの作品って、良さを感じつつもある種の稚拙さが気になっちゃってあまりのめり込めなかったんだけど、本作では細かな部分でこれまでになかった楽器陣の余裕が導いた好センス(特にギター・チーム!)が歓喜のツボを突いてくるのが嬉しくて、比較的長く楽しめそうだな。
ただ、内容的にもクオリティ的にも予想の範囲をあまりにも逸脱しなさ過ぎな感があるのも事実で、彼らが爆発的な革命盤を作り出せるスキルを備えている逸材なのが明らかなだけに、この「順当な成長具合」にどーにも歯痒さを感じてしまうのよね。贅沢だけど。

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満足度 : 86
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