Impressions
U.D.O. の何処が好きって、そりゃ ACCEPT が好きだったんだからしょうがないジャン・・・というのとは別に理由がある。
Mathias Dieth ・・・。GRAVESTONE 時代から密かに目を付けていた彼の弾くソロが、堪らなく好きなのだ。もうべた惚れ。
旧 ACCEPT が楽曲の主導権を握っていた1st "Animal House" では "In the Darkness" で超絶激泣フレーズを披露するのみにとどまったが、本作において彼は持ち前のドラマティックにフレーズを構築する才能を完全開花させたのである。後半の "Lost Passion""Sweet Little Child" での緩急自在に構築された泣きぶりは圧巻だ。
また、激情チョーキングをキメている時の陶酔しきった表情(at 海賊 VIDEO)も感動具合を増幅させて良いんだな。あーぁ、あの時来日してほしかったなぁ。
続く "Faceless World""Time Bomb" も、本作に負けず劣らず彼の名演が存分に収録された必聴盤!
(1998/07/01:記)
満足度 : 97%