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FINNTROLL / Midnattens Widunder (2000)

投稿日: 2000/04/20

これまた Spikefarm から飛び出した、強力なフィニッシュ・シンフォニック・クラシカル・ブラック/デス。
そのたっぷりと配された派手派手なシンフォアレンジは、多くのシンフォニックな装飾を売り物にするバンドと一線を画していて、中世クラシック音楽というよりは、トム&ジェリーの BGM(懐かしい!)やディズニー系といった勧善懲悪っぽさバリバリの明快なシンフォニーの味わい。ともすればシアトリカルとさえも言えるユニークな音色/メロディを配したそのスタイルは、相当なポテンシャルそしてオリジナリティの高さを感じさせる。ま、リズム運びが時に COVENANTARCTURUS を、そしてクラシカルな旋律とともに疾走する様子が CHILDREN OF BODOM っぽさを思わせたりするけどね。
そしてそれぞれの曲も個性的かつ完成度が高い。何かを予感させる戦慄のシンフォニー "Intro" から、そのテーマを受け継ぐ "Svartberg" への流れ、そしてその "Svartberg" のあまりに印象的なエンディング・メロディからして惹き込まれてしまうし、アコーディオンをフィーチュアしたタイトルトラック "Midnattens Widunder"、可愛らしくもブルータルな疾走から泣きメロへなだれ込むプリティー・エモーショナル・ブラック・チューン "Segersang" などは、すでに名曲の風格アリ。時折聴かせる人間っぽい(苦笑)シャウトや、冒険を恐れない音色選択などアレンジのヴァリューの広さ/深さから「デス・ロック」的な普遍的印象も。
ちなみに歌詞はフィンランド語だけど、このエクストリーム唱法の前には全く影響なし(笑)
ただ、一言言わせてちょ・・・・とにかく短いっ!(9曲で約30分)

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満足度 : 83
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