オーストリア産7人組シンフォニック・ゴシック・メタル・バンド SIEGFRIED の前作から約6年ぶりとなる2ndアルバム。

ゴージャスなオーケストレーションが鳴るシンフォ・ブラック的禍々しさを伴った劇的なサウンドは実にエピックで、女性1名＆男性2名の計3名のシンガー（女性シンガーは元 DREAMS OF SANITY 〜現 ELIS の Sandra Schleret）がドイツ語詞で物語を紡いでゆく様は、さながら中世ミュージカルのよう。個々の曲云々ではなく、全編のスケールの大きさを心地好く楽しみたいタイプ。