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KIKO LOUREIRO / No Gravity (2005)

投稿日: 2005/02/20

ブラジルの至宝 ANGRA のスーパー・ギタリスト、Kiko Loureiro 待望の初ソロ・アルバム。

#1 "Enfermo" の目くるめく超絶技巧の大爆発で幕を開ける本作は、ヘヴィ・メタル・シーンのみならず広い音楽界に生息する全てのギタリストを並べて眺めてみても明白にトップ・レベルに位置している確信できる、造詣に満ちまくった特一級品のセンスとテクニックを封入することに成功した渾身の一撃だ。

現在の ANGRA にも色濃く滲ませているヘヴィ・メタル、クラシック、ラテンの響きを中心に、さらにジャズ/フージョンからニュー・エイジに至るまで彼の中に息衝く全てのエッセンスを注入した楽曲群は、彼のオールマイティなアビリティのそれぞれの要素をとことん突き詰めた驚異的な技巧とそれがもたらす極上の表現力を存分に堪能し尽くすことができる逸品揃い。

悶絶メロディック・メタルの高揚感とワールド・ミュージックのリラクゼーションを同時に味わえるヴァラエティな楽曲はどれも魅力的な個性に満ちてるんだけど、特に気に入ったのは、初期 Vinnie Moore/Tony Macalpine 風味バリバリの 超 Shrapnel Recordsタイプな #2 "Endangered Species"(まさかこの時代にこのスタイルの極上チューンが聴けるとは思わなかった!!/号泣)、ブラジリアン・リズムとメロディック・メタルが完璧な調和を見せながら飛翔する“Kiko Loureiro 全部入り”な #5 "Pau-de-Arara"、そしてこれまた Vinnie Moore の今度はメロウ・サイドを想わせる #6 "La Force de L'ame"・・・ってこれじゃまるで Vinnie Moore フォロワーみたいぢゃん!?(笑)

ってことで、かつての四天王時代から約20年弱・・・21世紀に登場したギター・インスト・アルバムの最高峰だコリャ。正直、まさかここまで凄いの作ってくるとは思わなかった。やっぱスゲーわ、Kiko。(Hail)

そして Mike Terrana (dr/RAGE etc.) は・・・相変わらず文句無しに“神”ってことで問題ないッスよね?。

 (Feb. 26, 2005)

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