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HELLOWEEN / Rabbit Don't Come Easy (2003)

投稿日: 2003/05/20

HELLOWEEN の記念すべき10作目となる本作は、近年の HELLOWEEN の方向性に大きな影響を与えていた Roland Grapow を解雇し、後任として新たに FREEDOM CALLSascha Gerstner を迎えたまさに転機となる一枚。

いやー、それにしても Roland がいなくなっただけでこうも印象が変わるとはね。彼の持ち込んでいた様式クサさ&ハード・ロック的ギター・プレイに漂わせていたやや古めのニュアンスを排除した「躁で剛健でヴァラエティな HELLOWEEN」は、"Keeper ~" から "Pink Bubbles Go Ape" への変遷期を思い起こさせる感触だ。

とは言っても、Andi Deris(本作では何故か "Andreas Deris" とクレジット)加入以降の HELLOWEEN 独特の質感がしっかり守られてる印象的なメロディと堅実なプレイに支えられた高品質なヘヴィ・メタルは、Andi の声が好きくないとか(笑)なんだかんだ文句言いつつも、やっぱ楽しめちゃうのよね。

新加入の Sascha Gerstner の貢献は素晴らしく、歴代ギタリスト最高の安定感を持ちながらスリリングをも生んでいるフレージングの絶妙なセンスが光るテクニカル・プレイにも惹かれるが、#2 "Open Your Life", #5 "Liar", #6 "Sun 4 the world", #11 "Listen to the Flies" という彼が関わった4曲すべてが本作中でも特に耳を惹く楽曲だという作曲センスの良さも好印象。

そして、本作の最大の聴き所は・・・やっぱ Mikkey Dee 様のあまりにも凄まじ過ぎる超絶ドラミングだろ! 手技足技を絡めつつも終始タイトなパワー感溢れる HELLOWEEN 史上ダントツで最高峰なドラミングは、マジで失禁モノ。このドラム・パートが存在するだけで、もう曲とか歌とかどうでもいいわ。(盲目)

 (May 18, 2003)

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