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MANIGANCE / Signe De Vie (1997)

投稿日: 2003/02/22

フレンチ・プログ=メタル・バンド MANIGANCE が1997年にリリースした6曲入りデビュー・ミニ・アルバムのリイシュー盤。新たに4曲を追加収録。

2002年リリースの "Ange ou Demon" がプログ・メタル・ファンのみならず、内包したその悶絶メロディのおかげで XaMetaler からも大きな支持を得た程に好評だったのは確かだけど、それにしても今この時期に6年も前の旧作、しかもミニ・アルバムを再発するほどだったっけか?・・・と不思議に思いつつ聴いてみたら・・・いや~、ある意味納得。コレはコレで凄い良い出来で、確かにこのままただ埋もれていくのは十分に惜しいわ。

シンガー Didier Delsaux がエモーショナルに操るハイ・トーン・ヴォイス、ギタリスト Francois Merle がワールド・クラスの安定感&センスでテクニカルに構築した悶絶フレーズ、そして鍵盤奏者 Florent Taillandier の華やかな彩りがバランス良く配置された "Ange ou Demon" にしっかり継承されているキャッチーな歌ものプログレ・メタル・スタイルはこの時点で既に完成形を見ているが、この時点では現在よりもテクニカルなプログレ風味がまだ控えめで、その代わりにカッティング・エッジなリフが快活に響く 80's MTV ハード・ロックな装いが多量に感じられるややストレートな印象だ。

中でも #5 "Aube Nouvelle" は哀愁 L.A. メタル系のメロウなハード・ロックを現代プログ=メタルの技術で調理した美味しい出来。

全体的に、フランス語の言葉の乗りのせいかメロディが時折やや捉えドコロなく聴こえる箇所もあるにはあるけど、そのメロの微妙さが逆に妙な浮遊感/あっさり感を運んでくるという思わぬ副作用を生んでたり。(苦笑)

TRIUMPH のカヴァー #8 "All the King's Horses" ~ #9 "Carry on the Flame" が、原曲がキャッチーかつダイナミックなアメリカン・プログレ・ハードとして文句なく良い曲なだけにオマケなのにも関わらず本作のハイライトになってしまってる(汗)ように、追加収録の4曲も聴き応えアリ。#10 "Ange ou Demon Promo Medley" 聴いてたら、やっぱあのアルバムって良いメロディ多いよなー・・・と再認識シマシタ。うむ。
 (Feb. 21, 2003)

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