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OMNIUM GATHERUM / Steel the Light (2002)

投稿日: 2002/12/20

いやはや、フィンランドって国はホントに底が知れんのー。この5曲入りデビュー MCD の主 である OMNIUM GATHERUM なるツインギター+キーボードを擁する6人組が生み出すサウンドも、確かに既存のメロディック・デス・メタル・バンドのフォロワーの域を脱してはいないものなのだが、アンダーグラウンドで胎動するバンドらしからぬ整合感溢れるその楽曲の品質の高さには驚くばかり。
流麗に乱舞するテクニカルなネオ=クラシカル・ギターと激情を迸らせるデス・ヴォイスがランデヴーを見せるというスタイルは、CHILDREN OF BODOM, IN FLAMES, SOILWORK, ARCH ENEMY ら「Baby Death 四天王 in Japan」の美味しいどこ取りという実に速効性の高いもの。
シンガー Antti Filppu のデス・ヴォイスこそややパンチ力に欠けているものの、Markus Vanhala & Harri Pikka のギター・コンビが競争と協調を繰り返すギター・パートが実に魅力的。フレーズの端々に「真性ネオクラ馬鹿」なバロック風味が多分に感じられるのもなんとも美味しいわ。意外な程にプログレッシヴな落ち着きが存在しているのも高ポイントだし。
ミニなのでたった5曲というのがホンマ物足りないけど、2003年3月には 1st フル=レングス・アルバム "Spirits and August Light" をリリース予定なので、それを心待ちにするとするか。サンプル聴いた限りでは、よりブルータルにプログレスした現在の SOILWORK に大幅に接近したスタイルになってるみたいで楽しみ~。

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