Impressions
ロシア産ダーク・メランコリック・メタル・バンド KAMLATH のデビュー・アルバム。
ロシア産と言いつつ、ロシア人はベースとサイドギターのみで、シンガーはイタリア人 Marco Benevento (THE FORESHADOWING)、ギタリストはスウェーデン人 Mike Wead (BIBLEBLACK, KING DIAMOND, MERCYFUL FATE, ex-HEXENHAUS, MEMENTO MORI, CANDLEMASS, ABSTRAKT ALGEBRA)、ドラマーはオランダの Dennis Leeflang (ex-SUN CAGED, WITHIN TEMPTATION) というインターナショナルかつ微妙に著名人が集合とか。(笑)
Juha-Pekka Leppäluoto (vo/POISONBLACK, CHARON) 似の低音ヴォイスをフィーチュアした男声ゴシックで、ムーディな曲中にプログレッシヴなアグレッションも配する場面もあり。
雰囲気はいいし、独特のセンスが見える楽曲に魅力の片鱗は感じられるけど、ちょっとチープなプロダクションとマイナー臭いバタつき感がカナリ残念。
ただし、名手 Mike Wead のソロパートは、タッチ/フレーズ/構築力の全てに於いて神レベル。なので、(ギター・ソロ:95%)+(それ以外:65%)÷2で。
満足度 : 80%